「信じる力」を高めれば必ず達成できる

前例のない挑戦・赤字続きから最優秀ドクターまでの道のり
■赤字だった福島院を立て直し、基準の183%を達成
■本院副院長として月間売上1億円を達成
■約7000名の組織の理念経営室室長に抜擢

実績も自信もないところからのスタート

韓国のチェジュ島に生まれ、幼少期は劣等感だらけでした。男尊女卑の文化がまだ残っていて、女性ということだけで差別されることに憤りを感じながら育ちました。ですが、お産のときだけは女性が主役になれると思い、産婦人科医を目指しました。父は早くに他界しており、祖母に厳しく育てられた貧しい家庭でしたが、なんとか医学部を出ることが出来ました。しかし、いざ医師として勤務をすると理想とは違いました。喜びもあれば、死と向き合うことも多く、すごく辛かったです。より自分が思い描く理想を探し求めて、留学をしたり、違う分野の医療を訪ねてみたりと様々な試みをしました。そのなかで、女性を救う仕事である美容外科に興味を持ち、２０１５年から湘南美容クリニックに勤めるようになりました。正直美容外科は、当時は偏見に満ちた分野でした。「お金のために働く人達」などとたくさん揶揄されてきましたが、私は自分の思いを信じました。翌年には新規院の立ち上げを任せられました。それまで50万人都市でしか成り立たなかったビジネスモデルを、30万人都市でも展開してみようという初のチャレンジであった福島院です。しかし、来る日も来る日も患者様が来ず、頑張っても赤字続き。雰囲気も悪く、苦難の連続でした。そんなときに、代表の相川先生が学んでいると聞き、藁にもすがる思いでアチーブメント社の『頂点への道』講座に参加したのです。初受講の3日間は、学びながらも、環境が悪い、部下が悪い、患者が悪いといった「言い訳」が頭の中を渦巻き続けました。しかし、後が無い私は、とにかく学んだことを実践すると決意したのを覚えています。そこから、私の人生が１８０度変わっていったのです。

信じる努力をし続け、本気で走り切った

強い信念を持って突き進んでいると言われることがあります。今ではそうかも知れません。しかしそれは、一歩ずつ積み上げてきたものだったと思います。受講後に、福島を立て直すために3つの目標を掲げました。そのうちのひとつが、日本一の症例数を達成することでした。正直無理だと思いました。勢いで立ててしまった目標だったのかもしれません。それでも出来る限りのことをやってみようと思って、チャレンジしました。まずやったことは、自分に「必ず出来る」と毎日言い続けました。小さなことでしたが、これが意外にも変化をもたらしてくれました。出来ると言い続けていると、いつの日か本当に出来るのではないかと、少しずつ思えるようになっていったのです。人の考え方は思っている以上に簡単に変わるのです。逆に言えばすぐにネガティブにもなってしまいます。だからこそ、「信じる」ということができるように、必死に努力をし続けたのです。辛い毎日でしたが、症例を毎日発信し続けました。すると少しずつ全国から患者様が集まるようになっていったのです。おかげさまで、月に３０００万円の売上があれば合格といわれているなかで、福島院は５５００万円を達成することが出来ました。もし「できるはずがない」と初めから諦めていたら、決してこうはなっていませんでした。

偽りなく「かっこいい」と言える自分を目指して

今は、新宿本院の副院長として配属いただき、個人で月間売上1億円を達成し、最優秀ドクターにも選ばれました。また、全社の理念浸透を司る役割もいただいています。当初の自分がここまで成長できるとは夢にも思っていませんでした。今でも大切にし続けているのは、本音で生きるということです。自分を鼓舞する自己暗示やアファメーションは、決して自信のない自分に嘘をついて隠すことではありません。もっと成長していい、もっと成功していいと自分に期待をし、いついかなるときも、自分が自分を見て誇れる生き方をしようという激励であると思います。結局最後は行動です。行動をするから自信がつきますし、結果が出ます。出来ることを全部やる、それも本気でやる。これが欠かせません。ただ、そのマインドセットを日々し続けることは、絶対的に必要なことなのです。これらすべてが、学びを素直に実践して来たゆえに手にした実績です。だからこそ、誰でもできることだと確信をもって言えます。もっともっと、人の役に立てる私に成長していきます。

■金氏が活用した達成型思考を鍛える４つのステップ

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