[まとめ]あの世界的なビジネス成功者も 重要視してきた「考える時間」

ここまで4名の達成者のトップ2割の優先事項をみて共通項をまとめてみました。

アンケート アカデミー&クラブ会員にも聞いてみた!

あなたのトップ2割の優先事項は何ですか?

2024年7月25日~8月22日の期間、アカデミー&クラブ会員の方に「時間管理」に関するアンケート調査を実施し307名の方にご回答いただきました。アカデミー&クラブ会員の方の回答でもトップ2割の優先事項は「戦略やプランニング」「自己を高める能力開発」「見込み客開拓やマーケティング」「採用育成」などが主な項目になりました。さらにプランニングの時間の長さと時間配分についても深堀りしました。

年収に比例してプランニングの時間が長く質が高い!?

下記2つのグラフはプランニングの時間の長さと時間配分を年収ごとに表しました。①のグラフからはどの年収層もプランニングに時間を取っていることが分かります。②のグラフでは「400万円未満」「400~800万円未満」「800万~1,500万円未満」の層は15~30分程度のプランニングが多く、日々のタスクなど短期的な計画が中心になっているかもしれません。一方「1,500万円以上」の層の時間配分の分布をみると、15分~90分まで幅広いですが、他の年収層に比べて60分以上の割合が多くなっているのが特徴です。これは経営に関する長期的な計画、新商品開発など会社の経営判断にかかわる戦略的な視点をもって計画を立てている可能性が推測

 

あの世界的なビジネス成功者も
重要視してきた「考える時間」

ジェフ・ベソス Amazon創業者
逆算思考から顧客ニーズを捉え
長期的計画を立てる


Amazonの創業者ジェフ・ベゾスは、戦略的な長期計画に大きな時間をかけてきました。特に「Working Backwards」という逆から考えるという手法を取り入れ、商品開発工程の最後に作成するプレスリリースを最初に考え、顧客にとっての最善はなにか、それを満たすためのプロダクトやサービスを逆算して設計。これにより、Amazonは短期的な利益に囚われることなく、持続的な成長を続けています。

 

ビル・ゲイツ マイクロソフト共同創業者
外界からの情報をシャットアウトし
戦略を練る時間を取る


マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツは、常に戦略的思考を重視してきました。1980年代から習慣にしている「Think Weeks(考える週)」。1週間山にこもり完全に外界からの情報をシャットアウト。アイデアを整理し、新しい技術やビジネスの戦略について深く考える時間を確保。この時間がマイクロソフトの方向性を何度も刷新し、新しいプロジェクトを成功に導いてきました。

 

 

ウォーレン・バフェット 投資家
継続的な学習、
長期的な投資戦略を練る


投資家ウォーレン・バフェットはインタビューで「自分の時間の約80%を読書や考えることに使っている」と述べています。1日の80%を読書に充てており、市場動向やビジネス戦略についての知識を深めています。この継続的な学習によって得た知識をもとに、十分な時間をかけて市場の動向や会社の価値を考察。リスクを抑えた長期的な投資を行い、多くの成功を収めています。

 

イーロン・マスク テスラ・スペースX CEO
既成概念を覆す革新的解決策から
目標設定をする


テスラやスペースXのCEOであるイーロン・マスクもまた、戦略的なプランニングに多くの時間を割いています。彼は「ファースト・プリンシプル思考(First Principles Thinking)」を活用し、物事を根本から考え、従来の方法に縛られず、革新的な解決策を見つけ、細かい日常業務から戦略的な目標設定までをスケジュールに組み込み、目標達成に向けて細かく時間を管理しています。

 

 

世界的な成功者たちに共通しているのは、
「長期的な戦略思考」「計画立案の時間」
意識的に確保していることです。

これらを取り入れていることで、
誰もが認める成長と発展を実現していると言えるのかもしれません。