[事例4]公認会計士のスクール「CPA会計学院」を創設し 会計士試験合格者数日本一、 シェア50.9%を達成

大学在学中に公認会計士試験に合格し、2001年CPAエクセレントパートナーズ株式会社を設立。運営する公認会計士資格スクール「CPA会計学院」は公認会計士試験合格者輩出日本一、シェア50.9%を達成。簿記・会計ファイナンスに特化したeラーニングプラットフォーム「CPAラーニング」の会員は50万人超え。飛躍を続ける国見先生が大切にしているトップ2割の優先事項を伺いました。

 

週6日の会食・本は常に携帯。自分よりも力のある人から学び続ける

「一流と二流を分けるのは読書量」。これは若い頃、尊敬する経営者の方から言われた言葉です。常勤職員1人の時代から日本一のスクールを目指していた私は、この言葉のとおり、20代で1000冊以上の書籍を読みました。今でも鞄の中には常に本を入れ、隙間時間で読んでいます。また、週6日は会食をし、各分野で活躍されている方々との時間を積極的に取っています。自分よりも力のある方から学ぶこと、時に「居心地が悪い」と感じる環境に身を置き続けることが成長につながると思います。一方、楽な方に流されてしまわないよう、誘惑の多い自宅でのリモートワークはしない、スマホにゲームは入れないなど、自分の成長に効果的な環境をつくることも意識しています。

 

「私にできることはありますか?」の質問でパワーパートナーに貢献

そして、一人でできることには限りがあります。どれだけ多くの人と共に歩めるか、経営者には人を巻き込むリーダーシップが求められると思います。
そこで私が意識しているのは、お会いした方の願望を聞くことです。家族・社員・取引先、すべての方と本音で話し、相手の願望をきいています。そのうえで「どういうことで私が貢献出来たら嬉しいですか。私にできることはありますか」とストレートに質問し、自分ができることであればその場でやってしまいます。

 

半年に一度の再受講で視座を高め「的」を定める

色々お伝えしましたが、実は初受講をした当時、公認会計士試験合格者の輩出人数日本一を達成しパッションダウンしていました。しかし受講で「人の可能性を広げ、より豊かなキャリアや人生を歩む応援をしたい」と目的に立ち返ることができました。半年に一度の再受講で「会計ファイナンス人材に貢献するインフラ企業に」「アジアやアフリカへ会計ファイナンス教育を広げ、グローバルに貢献したい」と視座が高まり、以前は引退まで後20年で60億円くらいを目指そうと考えていたところから目標は10倍以上に。的が定まったお陰で受講して2年で売上は30億円から60億円へ成長しました。
これからも小さくまとまるのではなく、視座を高め、「的」を定める時間を取り続け、納得のいく人生を歩みたいと思います。

国見 健介
CPAエクセレントパートナーズ株式会社
代表取締役