アチーブメントは、大谷翔平選手の母校 花巻東高等学校の目的・目標達成教育をサポートしています

アチーブメントは、花巻東高校が2019年度より全校生徒対象に行う「オリジナル生徒手帳を使った目的・目標達成教育」の企画・運営をサポートしています。これは、オリジナル生徒手帳や映像教材を用いながら、「社会人人生を見据えた中長期的目標から、逆算した高校生活を送る」ための特別カリキュラムです。

 

こちらの映像は、1年間 特別カリキュラムを実施した学校風景や生徒の皆さんのインタビューです。

アチーブメントテクノロジー、選択理論を取り入れたオリジナル手帳を共同開発

花巻東高等学校の教育理念は『立志 夢実現』。同校からアチーブメントに要請をいただいたのは、この教育理念の実現をサポートすることでした。「生徒がしっかりと将来を見据え、そこから逆算することで充実した高校生活を送ってほしい」。学校側のそんな思いを形にするためにまず取り組んだのが、アチーブメント社員と現場の教職員がプロジェクトチームを結成し、オリジナル生徒手帳を共同開発することでした。
手帳は、単なるスケジュール管理を目的としたものではありません。選択理論やアチーブメントピラミッドの概念を学び、自身の人生理念を確立し、ビジョンを描く。中長期目標から逆算して高校生活の短期目標まで落とし込み、期ごと・休暇中の計画を立て、日々のプランニングを実行、振り返りを行う。まさに『頂点への道』講座で学ぶ内容を高校生活で実践できるように転換した内容です。
「どうしたら高校生でも選択理論を理解できるのか?」「ビジョンや目標をすぐに書けない生徒は少なくない。」「苦手意識を持たずにワークに取り組んでもらうために、できることはないか?」日々、生徒と向き合っている先生方から様々な意見をいただき、議論を繰り返しながら、オリジナル生徒手帳『立志 夢実現プランナー』は完成しました。
生徒手帳には、花巻東高校の卒業生である大谷翔平選手、菊池雄星選手が実際に実践していた目標設定方法なども取り入れ、実践できるようになっています。

アチーブメントテクノロジー、選択理論を取り入れたオリジナル手帳を共同開発

事前に教職員を対象に研修を実施「選択理論」が大きな反響に

特別カリキュラムといっても、普段の学校生活の中で実際に生徒指導をするのは、アチーブメントではなく花巻東高校の教職員の皆様です。そのため、生徒手帳を配布する前に50名の教職員向け研修を実施させていただき、選択理論とアチーブメントテクノロジーや、手帳の活用法についてお伝えする時間をとりました。
花巻東高校の教職員の皆様は志の高い方ばかりで、我々の講義を積極的に受け入れてくださいました。選択理論の5つの基本的欲求を解説したところ「これは生徒への関わり方を考える上で、とても大きなヒントなる。」「生徒に自身の正しさを押し付けていたということがわかりました。」といった声が上がるなど、大きな反響をいただくことができました。手帳の開発に関わっていなかった先生方にも手帳のコンセプトを深くご理解いただき、生徒指導に向けて一致団結をすることができた時間となりました。

事前に教職員を対象に研修を実施「選択理論」が大きな反響に

4月15日に全校生徒向けの研修を開催!特別カリキュラムがスタート

4月15日に、生徒手帳が教職員の皆様から生徒一人一人に配布されました。その日の授業時間の中から110分を捻出して全校集会を開催いただき、アチーブメント名古屋営業所所長 針生による研修を開催させていただきました。針生は登壇すると、たとえ話を交えながら、様々な角度から生徒の皆さんに問いかけをしていきます。
「社会人になるとはどういうことなのか?」
「働くって、どういうことなのか?」
「どんな力をつける必要があるのか?」
すぐにビジョンや目標を見つからなくても、何の問題もない。手帳を活用して、日々将来を見据えて考えること、そしてそこから逆算した目標設定やプランを練る習慣をつけることで、社会で活躍するために必要な力が少しずつついていくことをお伝えさせていただきました。研修中のワークでは、生徒さんは盛んにシェアをし、大きな盛り上がりを見せました。

事前に教職員を対象に研修を実施「選択理論」が大きな反響に

その後も映像教材を使った授業、毎朝10分のプランニングタイムを実施

全校生徒向け研修終了後は、各クラスでさらに詳しくアチーブメントテクノロジーや選択理論を学び、自身のビジョンや目標を描くワークを行うなどのカリキュラムが組まれています。これらは、全8章で構成された映像教材を活用し、教職員がファシリテーションをしながら進行していく予定です。また、花巻東高校では今年度から毎朝10分間のプランニングタイムを全校一斉で実施をします。生徒一人一人がビジョンや目標に思いを馳せ、今日1日のプランを確認するための時間です。
「誰のために何のために勉強するのか?」
「この勉強は将来のなりたい自分にどのようにつながっているのか?」
「自分は将来どんな人間になりたいのか?」
「どうやって社会に役立つ人間になるのか?」
生徒たちがこうした問いかけを自身にする時間でもあります。夢やビジョンを描くことの大切さは、広く社会で知られているものの、具体的にビジョンや目標の描き方、そして日々のプランニングを指導している学校教育の現場はなかなかありません。アチーブメントでは、学校現場においてもアチーブメントピラミッドの一貫性に生きる、自主自律型人財の輩出に貢献していきます。

事前に教職員を対象に研修を実施「選択理論」が大きな反響に