[事例1]物流業界で新卒採用に成功し、日本初AmazonJAPAN公式配送車両運用に選出を実現

運送会社の3代目経営者として、自社の人手不足・労働問題を改善。一時は離職率が65%だったところから10%へ低下させ、新卒採用にも成功。2023年度、過去最高業績を達成された末永社長が大切にしているトップ2割の優先事項を伺いました。

 

毎朝15分のインプット

インプットした以上にアウトプット(成果)は出ない。当たり前のように思われるかもしれませんが、これは私の確信です。実は事業承継した直後は離職率も高くうまくいかないことも多くありましたが、学びをとおして今の結果を手にすることができました。一方で人は弱く、簡単に流されやすいこともよく知っています。
ですから私の1日は、青木社長のYouTubeかアチーブメントテクノロジーマスタープログラムではじまります。社長室には成功哲学を置き、3か月に1度は再受講かアシスタントに入ると決め、インプットの時間を大切にしています。

月3回配信の社長メッセージで社員を育成

さらに力を入れて取り組んでいることは、社員育成です。会議や社内報で理念や大切にして欲しい価値観を伝えたり、選択理論勉強会などを行っています。
特に最近は、マインド・スキル・ノウハウの向上を目的に、社内限定のSNSでメッセージを配信。「現場の運転手同士で意見が衝突したとき、大切にして欲しい考え方・伝え方」など現場に即したメッセージで社員を育成しています。

毎日の考える時間と年に1度の未来創造合宿

縁ある人を幸せにするには、どこに時間とお金を使うべきか。毎朝10時まではアポイントを入れず1日1~2時間は考える時間に充てています。また、ビジネスでもプライベートでも、何かに時間やお金を使う場合はセルフカウンセリングをし、この時間とお金の使い方は、本当に家族や社員を幸せにするか?を問いかけることを習慣にしています。
さらに昨年からは、年に1度のペースで1日かけて社員と未来を描く「未来創造合宿」を実施。社員とともに10年後の目標や組織図を描くことで、社員自らが、いつ、どうなりたいかを考え、主体的に様々なアイディアを出してくれるようになりました。これからもトップ2割の優先事項を大切にし、縁ある人を幸せにする経営を目指して参ります。


末永 浩司
株式会社ロジテム九州 代表取締役社長
一般財団法人日本プロスピーカー協会
認定ベーシックプロスピーカー