[事例2]世界で活躍するトップモデルが所属する 2社を経営しながら 3人の子育てと両立を実践中の女性経営者

東京・大阪・ロサンゼルスで2000名近くのモデルやコンパニオンの人材登録を誇るモデルエージェントを28年経営。2024年1月に世界的に有名なモデルエージェントelite world から日本の代表権のオファーがかかりelite management Japan 株式会社を設立。実は3人の母でもある。大切なものを大切にしながら世界で活躍する女性経営者のトップ2割の優先事項に迫りました。

 

世界を飛び回る移動時間を有効活用し「考える時間」を確保

1か月間同じ場所に滞在していることは少なく、毎月世界各地へ行き、長い時では12時間以上のフライトになることもあります。その時間が私の戦略タイム。受講から13年間毎年欠かさずに再受講を繰り返し、中長期計画を練り直しているので長い尺度の時間軸で、求めている理想の状態とずれていないか、実現するために効果的な計画が立てられているか、実行できているかを確認しています。世界を飛び回りながら3人の子どもを育てられてきたのも、この中長期計画を定期的に見直し、自分の思い描く理想の人生設計を見直しが出来ているからだと思います。

 

選択の時間を断捨離、本当に大切な時間を優先する

特に日本にいるときは、子どもとの時間は大切です。子どもが小さい頃は運動会や誕生日などのイベントは欠かさず行い、時に会食により一緒に食事ができない日は、必ず手作りのご飯を用意していました。仕事上、華やかでメイクや洋服などに時間を使っているように思われますが、実はとてもシンプルです。今シーズンの洋服はこれと数着を決め、ローテーション。またメイクやネイルなども時間をかけなくていいように日々のケアで事前対応。ヘアスタイルもプロの専門家に依頼し、4か月間特別なケアをしなくてもいいように整えてもらっています。24年間に渡り子育てをしてきて振り返ると、時間の使い方を自分なりに工夫していたかもしれません。これもアチーブメントで学んだ時間の使い方でした。

 

朝の時間で成果を確認しアイデアを生み出す

世界的モデルエージェントのeliteからオファーがあった時「できる」と思えたのも、日々のプランニングを繰り返し小さな成功を積み重ねてきたからです。朝の時間ではスケジュール確認のほか、成果とその要因を振り返りを実践。また「もしもできなかった場合にどうなるか」と最悪を想定し、最善を尽くすために可能な方法考え、アイデアを創造しています。「パリコレで活躍するならelite Japan」と世界を目指す日本のモデルたちにとって当たり前の存在になるように、さらに女性に子育ても諦めず仕事でも活躍できることを示せる存在になれるように、これからも自分の理想に向かい成長してまいります。


黒田 美耶
elite management Japan株式会社
代表取締役
株式会社シャノワール
代表取締役
岩田龍裕 岩田建設株式会社 代表取締役