[CASE3]大和証券にて社長賞MVP5回、独立後も業界TOP5%を達成 協力者を増やし圧倒的な成果をつくり出した秘訣

新卒で大和証券に入社し、12年間で社長賞MVPを5回受賞。同社ではトップ営業の累計お預かり資産が100億円とされるなか、10倍となる1,020億円を築き、数々のレコードを樹立。独立後は「日本国民を物心ともに豊かにする」をミッションに資産運用サービスを提供するIFA事業をスタート。開始3か月で月間資金導入額が業界TOP5%を達成。その圧倒的な成果の裏側に迫りました。

[POINT1] 毎朝15分の考える時間と優績者の完コピでPDCAを回す

2008年リーマン・ショックの不況の年に、新卒で大和証券に入社。役員になると決めていた私は、1年目で新人賞を取ることを目標設定しました。そこで取り組んでいたのは、毎朝PCをつける前に考える時間をとることです。役員になるまでのキャリアプランを書き出したシートを確認し、目標達成のためのプランニングはもちろん、支店の半期の目標や上司の掲げている目標を見て、支店や上司に貢献できることは何か毎朝15分考えてから仕事を始めていました。
またすでに成功している先輩社員のマーケットやアプローチ方法などを徹底的に分析し、まずは、完全にコピー。PDCAを最速で回しながら改善を続け成果を上げていきました。しかし1年後、口座件数はTOP水準だったものの新人賞は取れず、とても悔しい思いをしました。

[POINT2] 相手の求めている情報を提供し協力者を増やす

圧倒的な成果をつくりたい。人に協力してもらえる自分になりたい。そう考えた私は、まずは自分自身が誰かの力になろうと考え、社内を見渡しました。大和証券では全国の支店を支える本部があり、株式や投資信託などの専門分野の部署がお客様の動向や支店の状況を分析し、新たな施策を練るために現場の声を求めていました。私は誰に頼まれたわけでもなく支店やお客様の状況を分析しレポートにまとめ、毎月10分、各部門の先輩へお伝えしました。すると半年続けた頃から、「○○支店の日向さんに」と有益な情報が届くようになり、この法人を開拓したいと相談すると、各分野で卓越した専門知識をもつ最強の先輩たちが力を貸してくださるようになりました。その結果、12年間で社長賞MVP5回、お預かり資産1,020億円を達成し、社内レコードを樹立することができました。

[POINT3] 成功している姿を鮮明に描く

資産運用で豊かな人を増やしたい。その想いの背景には、両親がお金のことで揉め、喧嘩が絶えない時期があったからです。良好な家族関係を維持するうえで資産形成は大切なこと。もっと多くの人に貢献したいと独立したいま思い描いている未来があります。それは弊社が日本の資産運用を支え、日本武道館で私が1.5万人の社員とその家族の前でスピーチしている姿です。着ている衣装や髪型、スピーチ原稿も書き、毎日読んでいます。思えば大和証券時代も社長賞を受賞したいと、表彰されている自分の姿を描き、インタビュー原稿を作成。お客様との商談前にも、お客様が満足している姿を思い描き、思考を現実化してきました。現状は一切関係なく、未来をありありと描き、実現のためにプランニングし実行すること。これからも国民が資産運用により物心ともに豊かな社会を実現するために、邁進してまいります。

日本武道館で社員の前でスピーチをしている
「未来を描いた文章」を手帳に挟み毎日読んでいる
日向 絵理香
株式会社LIFE-D
代表取締役