組織人として成功を収める3つのポイント

これまで3社の名幹部と言われる方々の活躍を見てきました。
その誰しもが理念共感した企業の中で、
「経営者マインド」を持って懸命に働き、キャリアを切り拓いてきました。
そして周囲からの確固たる信頼を集め、なくてはならない存在へと成長を遂げてきました。
そんな皆さんのように組織のなかで確かな成長を続けるために何に注力し、取り組むとよいのか。
ここでは最後にアチーブメント代表の青木がその3つのポイントを解説いたします。

1.「社会貢献」にフォーカスする

いかに組織人として、勤めている会社で成功をおさめていくのか。きっと多くの人が関心を持つテーマでしょう。私もアチーブメントを創業してからは経営者としての人生を送ってきましたが、それまでは企業に勤め誰かの下で働いてきました。若き日にたくさんの指導をいただいた経験が今も生きています。そして経営者として35年の間でたくさんの社員を見てきましたが、活躍する人に共通していることとは、実にシンプルです。その一つ目が、報酬や評価などではなく、「社会貢献」にフォーカスできているかどうかです。組織人として働くなかで、多くの人が一度はぶつかる壁があります。それが「比較」です。自分より能力が優れている人をみて比較して落ち込んだり、反対にできていない人をみて優越感に浸ったりすることです。もちろん健全な比較はときに大きなモチベーションにつながることもあるので、決してすべてが悪いわけではないのですが、不必要な比較はただただ自分のエネルギーを浪費しているにすぎません。本来は自分がもっている全ての力を目標達成に費やせるのに、比較をしてしまうと、その1割も発揮できないなんてことは往々にして起こります。だからこそ、私たちは自分自身の思考を健全な状態に管理していく力が問われているのです。フォーカスすべきは社会貢献です。今自分がしている仕事をとおして、どれだけの人を幸せにできるのか、どれだけの人を豊かにできるのか。それを徹底的に考え抜いて、どうしたらもっともっと貢献の幅を広げられるのかだけに集中をするということです。ここには新入社員もベテランも関係ありません。例えまだそれほど大きな力をもっていなかったとしても、貢献に焦点を当てて自分を成長させ続けていこうと努力をする限り、必ず明るい未来が切り拓かれていくことでしょう。

2.小さな達成を積み上げ、期待を超えていく

では、具体的に何をやればよいのかというと、これもとてもシンプルです。目標を達成し続けましょう。人生において大きな成功をおさめてきた人たちも、細かく見ていくと小さな達成の積み重ねです。特別なことなど何一つありません。
今の自分のポジションで、会社から期待されていることとは何かをまず明確にしましょう。毎月、あなたに支払われる給料があります。会社はあなたから何を買いたくてそのお金を払っているのでしょうか。この期待をまずはしっかりと知ることです。それも正しく明確に具体的に知ることです。そして中長期の視点から1年・半年・1か月・1週間・1日とブレークダウンしていき、何を達成する必要があるのか、そして今何に集中すべきなのか、これを明確に定義をすることです。決して難しいことではありませんが多くの人は、明確な的を定めずに走り出してしまいます。それではどれだけ努力をしたところで、期待に応えていくことは難しいでしょう。上記のポイントをまずしっかり考え抜くこと、そのために時間を使うこと。そして、期待をされているレベルの少し上に目標を設定し、優先順位を決め、やるべきことに集中して実行をしていくことです。それを積み重ねていくことができれば、必ず周囲から信頼されていきます。そして、どんどん任される仕事が増え、その責任範囲に応じて役職もついてくることでしょう。目標達成には原理原則があります。それに忠実に従って行動をし続けるということです。

3.会社の器を使って自分を成長させる

より大きな目標達成を求めるのであれば、それだけの力を身につけていく必要があります。スポーツにたとえるとすれば、早く走るためにはもちろん筋力トレーニングが必要ですし、必要に応じた栄養管理や、コーチによる指導も必要です。自分の経験に頼っているだけでは成長は遅いのです。これはビジネスにおいてもまったく一緒です。つまり、より大きなものを求めるのであれば、それにふさわしい力をつけること。そのために能力開発をし続けるということです。コミュニケーションスキル、マネジメントスキル、セールススキル、ネゴシエーションスキルなど、たくさんの要素がありますが、自分が目指す次のステージに必要な具体的なスキルを知り、それを身につけるための効果的な行動を選択する必要があります。それにはもちろん時間とお金がかかります。自分でトレーニングをすることももちろん素晴らしいのですが、『頂点への道』講座を受けている経営者の企業に勤めている社員の方であれば、ぜひ会社の仕組みを存分に使ってほしいと思います。きっと経営者は一人ひとりの社員を思い、どうしたらより成長してもらえる環境をつくってあげられるのかを考えています。仕組みだけに焦点を当てるとまだ整っていないこともあるかもしれませんが、社員の立場から提案をしていくのももちろんよいことです。決めるのは経営者ですが、よりよい会社にしていくための提案であれば、喜んで検討していくはずです。会社とは、常に社員にとっての自己実現の舞台です。その舞台をどう使い、どう自分を輝かせられるのかは自分次第です。会社を使って、自分を成長させていきましょう。
クオリティカンパニー倶楽部の会員でいらっしゃる企業については、私が開発した講座やプログラムを会社全体で導入されているところも数多くいらっしゃいます。そして、この度は、さらなる成長環境を創り出すためのサポートをさせていただくべく、クオリティカンパニー倶楽部の会員制度を大幅にリニューアルしました。そうした情報を学ぶための環境がすでに社内にあることも少なくはありません。ぜひとも、自分から求めてください。自分自身の成長を創り出すために、環境を最大限に活用してください。そして、会社という自己実現の舞台で思う存分活躍し、自分が求めている人生を手に入れてください。皆さんの成功を心から願っています。

アチーブメント株式会社 代表取締役会長 兼 社長
アチーブメントグループ CEO
青木 仁志

北海道函館市生まれ。若くしてプロセールスの世界で腕を磨き、数々の賞を受賞。1987年のアチーブメント株式会社設立以来、45万名以上の人材育成と、5,000名を超える経営者教育に従事し、理念経営を志す経営者を数多く輩出。講師を務める『頂点への道』講座スタンダードコースは、28年間で700回毎月連続開催を達成したロングランの公開講座であり、新規受講生は3万6,574名にのぼる。現在は経営者を対象としたアチーブメントテクノロジーコース特別講座の講師を務める。35万部を超える『一生折れない自信のつくり方』シリーズを始め、累計64冊の著書を執筆。