21歳で中古車販売の世界に飛び込み、月間10台販売すればトップセールスといわれるなか、わずか数年で月間販売台数30〜40台という実績を樹立。2006年にAZZURRE MOTORING(アズール モータリング)を創業。新車・中古自動車・外車販売を行う同社は、著名人をはじめ多くのお客様から選ばれ平均顧客単価は2,500万円以上。どのようにしてハイエンドなお客様からも選ばれるに至ったのか、代表の木本様に伺いました。
[POINT1] 「好き」を味方に誰にも負けない知識をもつ
私がこの道に入ったのは「月収100万円以上が可能!」という求人広告がきっかけでした。実態はフルコミッションで基本給は最低賃金でしたが、はじめて車を販売した日「ありがとう」と喜ばれた瞬間が転機となりました。幼少期から「エンジンがついている乗り物」が大好きだった私にとって、大好きな車を販売して、こんなにも人から感謝されるのかという驚きと喜びを手にしたからです。そこから仕事にのめり込みました。
トップセールスだった店長のトークや仕事の進め方をノートにまとめ、徹底的に商品知識を磨きました。正直、大好きな車だからこそ、努力しているとも感じませんでした。誰よりも知識をもち、誰よりも熱意を伝える姿勢を貫く。結果、次第に紹介が増え、月に30~40台の車を販売できるようになったのです。
[POINT2] トップを目指し常に200%で全力投球し続ける
やるからには常にトップを目指してきました。自分よりもクオリティの高い人や実績のある店舗を見つけては、どうすれば自分もそうなれるかを考え、出てきたアイディアは120%ではなく、200%の全力でやり切りました。
全力で取り組んでも、断られることもあります。悔しさはありますが、そこで深く落ち込むことは一切しません。それよりも「納車までの時間は適切だったか」「タバコのにおいは気にならなかったか」など、自分がクオリティを上げるためにできることのみ考え続けました。
原動力は、中卒が理由で希望する企業の面接が受けられず「もっと勉強すればよかった」という後悔だったかもしれません。「20代は人の10倍働き、将来思いっきり遊べる人生に」「カッコ良く自由に笑顔で生きる」と決め独立。80坪の倉庫からのスタートでしたが「100億円の企業を創る」と高い目標を掲げスタートしました。
[POINT3] どうすればお客様に喜ばれるかを徹底的に考え抜く
車には様々な価格帯がありますが、高いか安いか、そんなことはお客様への関わりには㆒切関係ありません。私が大切にしてきたことは、どうすればお客様に喜ばれるか。それを24時間365日考え抜くだけです。
情熱があるのは当たり前。車がカッコよくて綺麗なのも当たり前。そのうえで、相手の期待している以上のサービスをプラスして精㆒杯尽くせるかどうか。レスポンスの速さは勿論、お忙しい方であれば、できる限りその方の生活にあわせて車をご覧いただけるよう時間を調整したり、近くまで運んだりするなど。ある意味、大好きな彼女を振り向かせるためにとことん尽くすように、お客様の立場に立つことを大切にしてきました。
その結果、創業から約20年が経ち、お陰様で著名な方やハイエンドなお客様にも選んでいただけるようになりました。今後も社員とともに、お客様の喜びを追求しチャレンジしてまいります。
アズールモータースポーツ株式会社
代表取締役