創業13年で34院展開、売上22億円超へ成長した鍼灸整骨院
企業ビジョンは「統合医療で健康寿命プラス5」で、国民の健康寿命を5歳延伸させること。受講当時は創業2年目。社員数15名、売上1億円、赤字の月もあったと言う。創業から13年経った今、34院、従業員226名、直近の売上は22.5億円へと発展。組織としてどのような取り組みで実行力を高め、成果を上げてきたのか。代表の浜口氏に伺いました。
前職時代、大阪府警のSATでは失敗が許されず、任務は必ず1回で成功させてきました。大手整骨院グループに転職したときも院長として地域トップの業績を叩き出し、独立開業後も伝説をつくろうと1年で3院をオープン。ところが、私が院長していた店舗は黒字でしたが、他2店舗が赤字続き。店舗統制を図るため企業理念が必要だと思い、アチーブメントを受講。1年半ほどで3院とも地域No.1になり、学びの効果を実感。全社員で受講すればより高い成果が得られると思い、受講料を全額会社負担で受講させました。しかし、求めていない状態での受講だったので、思うような成果が上らず、一旦スタッフクラスの受講は中止。私や幹部だけ学び続けました。その結果、規模は大きくなるものの利益は微増。国民寿命を延伸させるというビジョンから考えたとき、この成長率では到達できないと思い、目標を思い切り高く掲げ、業界日本一に定めました。
日本一を目指したら、店舗展開数のスピードに人材の採用と育成が追いつかないという課題が浮き彫りになりました。これまでも社内勉強会で、「人はいつからでもどこからでもよくなれる」「成功は治療と同じ技術である、効果的な努力を続ければ必ず成功する」と伝え続けていましたが、担当のコンサルタントにご登壇いただき「やるべきことをやったら必ず成果が上がります」というメッセージに背中を押され、社員自ら受講したいと申し出がありました。成功の考え方を学び、効果的な行動を選択できるようになってほしいと思い、受講料は会社が立替え、融資制度を新設。受講したスタッフの成長が口コミとなり、約70名の社員が受講。加えて院長以上にi‐Seriesを導入。各店舗間の理解が深まり当事者意識が形成され、主体的に会社の未来を考え行動するように成長。その結果、2022年から120~130%の成長を続け、2025年は22.5憶円になり、利益率は2倍以上の25.3%へ成長しました。
「限界は自分が考えている遥か先にある」。これはSATでの経験から学び意識していることです。常に高い目標を掲げることで現在地とのギャップを生み出し、成長をつくり出す――。それを意図し、新たな目標を掲げるため、再受講を繰り返しています。あるとき、経営実践塾(当時)で一緒だった経営者の方と特別講座の再受講で再会。その方は3か月に1回再受講をし、思考の時間を取っていると伺い、とても刺激を受けました。再受講は、講義内容だけでなく、ともに学ぶ経営者の方から新たなアイディアや気づきをいただけるため、いまでは私も3か月に1回再受講をしています。国民の健康寿命を延伸するために、これからも目標をブラッシュアップし続け、必ず大切な社員とともに成し遂げてまいります。
社員とともに「統合医療で健康寿命プラス5」というビジョン実現に向けて、トップ自らが学び続けている。
iCureテクノロジー株式会社 代表取締役
大学卒業後、大阪府警SAT(特殊部隊)に入隊。29歳で鍼灸整骨院業界に転職、39歳で独立。国民の健康寿命を延伸させることを目的に業界日本一を目指している。
●iCureテクノロジー株式会社
事業内容/鍼灸整骨院事業、創業/2012年、従業員数/226名、店舗数/34院