医療法人スマイルクリエイト 八戸総合歯科·矯正歯科 ～業界トップ0.1％のモデル医院への歩み～フェーズ2

「医者の出来損ない」というレッテル

医者である父の影響で、私も小さい頃から「医者にならなければいけない」と言う思い込みのなかで育ちました。しかし、残念ながら医学部に入ることができず、渋々選んだのが歯学部でした。「自分は出来損ないなんだ」、そう強く思うようになったのです。卒業後は、特に目標もなく大学に務めることに。研究職でしたが、働く意味を見出せませんでした。悶々と毎日を過ごしていましたが、どこかで「なんとかこの人生を変えていきたい」という気持ちもありました。その気持ちが芽を出したのは、子どもが生まれたタイミングでした。家族を養うために、誇れる父親になるために、というどちらかというと危機感に近い気持ちでしたが、転職を決意しました。そして、縁あって入社させていただいたのが、今の医院です。吉田院長とは、実は同じ大学で同じバスケ部でした。年が離れていたので、一緒にプレイをしたことはありませんでしたが、そのつながりでチャンスをいただいたのです。

人生を変えた院長の一言

そんな生い立ちの私なので、一人前になるまでには時間がかかりましたが、もう後がなかったのでとにかく必死でした。藁にもすがる思いで休まずに働き続けました。振り返れば失敗の数のほうが遥かに多かったと思います。そのたびに救ってくれたのも院長でした。
忘れもしない出来事があります。過去にない大きなクレームをいただいた、一番のどん底のときです。「やっぱり俺は出来損ないなんだな」と、心のなかでつぶやき、落ち込んでいた私を、院長は診療室の隅に連れて行ってくださり、一言だけ「お前には価値があるんだぞ」と真剣に伝えてくださったのです。その時は正直意味がわかりませんでした。「価値なんてあるはずがない…」と思い込んでいた自分ですから簡単にその言葉を受け入れられるはずがありません。それでも、心のなかにこれまでに感じたことのない温かみがありました。振り返るとそれは「愛とは人の可能性の探求に誠意を傾けることである」、『頂点への道』講座で学ぶこの言葉の意味を、体感を通してより深く理解できた瞬間でした。

幸せに働く人を増やしたい

院長の愛に支えられ、その圧倒的な技術力を一番近くで吸収していきました。紆余曲折を経て、今では副院長に任命いただき、個人で年間1億円の売上をあげられるまでに成長しました。ただ、これは私一人の成果ではなく、仲間全員で創り出している結果です。バスケで言えば、私はシュートを決める役割であって、それまでにボールを運んできた多くのチームメンバーがいるからこそ成り立っています。
かつての自分のように、この職業に、人生に希望を見出せない人の力になりたい。だからこそ、絶対に仲間を勝たせる、仲間を幸せにする。これは、受講やプロスピーカーチャレンジを通して、明確になった人生の目的であり、今の私の頑張る理由です。無理をせず、等身大で、着飾らずに、人生の目的に素直に生きること。そんな納得の行く生き方を手にすることができました。これをスタッフに還元していくというのが私の役割です。さらなる高みを目指してチャレンジしていきます。

「この組織を生涯発展させ続ける」という強い決意は、
人として本気で接してもらえた
「人生が変わる経験」から生まれたものだった。

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