成果を出すには、行動が必要であることは、各国様々な世代の偉人たちが証言しています。また、筑波大学アスレチックデパートメントとアチーブメント株式会社が行った『頂点への道』講座の効果検証からも、継続した行動が業績や年収の増加といった成果につながるという結果を得ました。そこで、今回は成果を出す人が身につけている、行動術について扱います。
2500年前から説かれてきた
「行動し続けること」の重要性
縄文時代から弥生時代へと移り変わろうとしていた約2500年前。哲学者アリストテレスは「人は習慣によってつくられる。優れた結果は一時的な行動ではなく習慣から生まれる」と述べたといいます。習慣とは「長い間繰り返し行ううちに、そうするのがきまりのようになったこと」(デジタル大辞泉)とあります。求める成果を手にするには、効果的な「行動」を選択し、習慣となるまで「行動し続けること」が重要。これは遥か昔から周知の事実だったのかもしれません。多くの偉人たちもまた、「行動し続けること」を大切にしていたことがうかがえる言葉を遺しています。
継続的な行動で、
業績・年収が向上
アチーブメント株式会社では、筑波大学アスレチックデパートメントと『頂点への道』講座シリーズの効果検証の一環で、2023年1月27日~2月25日にご受講生を対象にアンケート調査を実施し、1625名から回答を得ました。(※1)
その結果、『頂点への道』講座を受講後「行動」が変化したと回答された方は全体の97.7%。また、初受講から3年以上経過している方々は、3年未満の方々よりも知識・技術の習得、年収、業績が向上していることが示されたことから、望む成果を手にするには、「行動」を変えることは勿論、「継続した行動」が重要だと確認されました。
多くの人が躓きがちな
行動のブレーキ・継続のブレーキ
一方で、「行動を変えられなかった」「思うような成果をつくれなかった」と回答された方も中にはいらっしゃいました。本調査では、その方々に「行動の変化までつなげられなかった原因」と「成果や結果まで続けられなかった原因」を伺いました。すると、行動を変えよう、継続しようとするとき、多くの方が躓きがちな「ブレーキ」が存在することがみえてきました。
- 日常に流される
- 周りとの温度差を感じる
- 理念、ビジョンが見つからない
- 何から行動すればいいかわからない
- 仕事が忙しく、時間がない
- モチベーションが続かない
- 行動したものの、成果を感じられずあきらめてしまう
- 目標設定や計画が曖昧