生命保険の営業活動では「知人に売り込む」のと「飛び込み営業で開拓する」のとではどちらが有効でしょうか?

以前はIT業界で新規開拓の営業をしていたのですが業績が低迷し退職し、転職先として生命保険の営業を勧められています。
生命保険の営業の基本は「最初に知人に売る」ことと聞いておりますが、これまで「テレアポ」「個人商店への飛び込み営業」を行った経験があるので、この路線で頑張ろうと考えています。 知人への売り込みなしで生命保険の業界で生き残ることはできるのでしょうか?
(2010/9/2 質問者:男性・保険営業48歳)

 

まずあなたが「ご紹介をいただける営業マン」となるためには、どのような見込み客開拓が効果的かを考えてください。

これから保険営業の開拓をスタートされるにあたって、「知人への営業」と「白地のテレアポ・飛び込み営業」については、どちらにもメリット・デメリットがあります。

まず、「知人への営業」のメリットは、ある程度信頼関係が築けていることです。
知人には話を聞いてもらいやすいので、営業が短時間でスムーズに成約に至る傾向にあります。
しかし、知人に強い提案をしすぎると嫌がられることもありますし、そこからのご紹介がいただけないと行き詰ってしまいます。

「白地のテレアポ・飛び込み営業」は一切の信頼関係がないところからのスタートなので、信頼を構築するまで時間と労力がかかります。
しかし、知人だけに縛られず広い視野をもって様々な方と取引できるチャンスがあります。

知人に保険を伝えることなく保険営業で成功する方法はもちろんあります。
そこで重要となってくるのが、保険営業で真の成功を収めるのは、お客様から信頼され「ご紹介をいただける営業マン」が圧倒的に多いという事実です。

保険営業の世界で長期的に繁栄していく人のほとんどは、お客様から信頼され、その方の信用をお借りして、他のお客様を紹介していただける営業マンです。
あなたを信用し、紹介してくださるお客様を見つけるためには、知人に営業するか、飛び込みをするかどちらが効果的なのかを検討してみてください。

しかし、それ以上に重要なのはあなた自身が、他人から紹介したいと思ってもらえるような信頼に値する営業マンであることが重要です。
是非、お客様から大切な人を紹介したいと思ってもらえる営業マンを目指してください。 

知人への営業で信頼が得られるか、飛び込み営業で信頼が得られるかは、あなた次第です。
どちらも大きな成功の種が隠されている見込み客開拓法です。
保険営業で大きな成果を目指していただければと思います。 健闘を祈ります。