なぜいま「自己実現を果たせる企業」が求められているのか?

なぜいま「自己実現を果たせる企業」が求められているのか?

「働くことの意味」が時代とともに変化してきた

高度経済成長期は、経済的な豊かさへの渇望により成長を遂げた時期でした。しかし「バブル崩壊」や「リーマンショック」などにより、「働く意味とは稼ぐことなのか?それが幸せなのか?」という疑問が湧き上がっていきます。その頃から重要視され始めたのが、「何によって稼ぐか」であり、人々は、より価値ある経験を求めるようになりました。そして新型コロナによって働き方が変わり、経験よりさらに人生そのものを充足させる「働く目的」が問われています。もはや幸せに働くことの答えはなく、自分で描き、見出す必要があるのです。

 

この先の時代、一人ひとりの「自己実現」が求められていく

自分の可能性を最大限に発揮するために努力をし、
その可能性を実現していくこと。
このことは、人生における究極の目標である。

カール・ロジャーズ(アメリカの臨床心理学者)

自己実現という言葉にはさまざまな解釈がありますが、カウンセリングの権威として有名なアメリカの臨床心理学者カール・ロジャーズ氏は右記のように定義しました。言い換えれば、「自分の理想を明確化し、その実現に全力を尽くすこと」でしょう。そこには、自分の明確な意思が必要であり、自分の手で人生を描き、切り拓くことが求められます。一人ひとりの社員にそのような場を提供し、会社や上司からの指示に従うだけでなく、この会社で本気で働くことが自分の人生の理想実現に繋がっていると実感を持ってもらえること。そのような「自己実現の舞台」こそが、いま企業に求められていると言っても過言ではありません。物心両面の豊かな人生、自己実現を果たせる働き方を心の底から実現していきたいと言える職場環境が、いま時代に求められているのです。

「自己実現の舞台」をどのように創り上げるべきか?

「思い」の一致が全ての前提条件である

社員が最大限に自分の可能性を追求し、高いパフォーマンスをあげていくためには、それを追い求める燃えるような「思い」が必要です。「なんのために生きるのか」という、社員個人の人生の目的です。それが企業の存在意義・目的と一致したときに、企業と社員の間に強固なwin-winの関係が結ばれ、企業が社員の「自己実現の舞台」となっていきます。つまりは、個人と企業それぞれが持つアチーブメントピラミッドが重なる状態です。この状態こそが、下記の項目で紹介する『クオリティカンパニー』の理想であり、よい経営の前提条件です。

『クオリティカンパニー』こそが時代が求める経営のスタイルである

縁ある人を大切にし、その幸せを追求し、そして高収益を実現していく企業。それを「クオリティカンパニー」と呼んでいます。明確な経営理念が存在し、社員を大切にし、社員を勝たせることに経営者がどこまでもこだわることを、机上の空論ではなく実際に実践している企業です。クオリティカンパニーを目指していくことこそが、社員に自己実現の舞台を届けることに繋がっていくのです。そんなクオリティカンパニーになるには、どうすればよいのかを紐解いていきましょう。

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