[CASE1]株式会社アンジェラックス 質と規模の両立へ 業界の希望となるための「人格教育」への挑戦~理念共感への「濃度」が生み出した、5年で3倍・売上11億円への飛躍~

株式会社アンジェラックス

設立1987年社員数75名
売上高11.3億円(2024年実績)

事業内容エステティックサロン運営、スキンケア化粧品企画開発・販売、EC事業等
概要「あなたを、美しく生きる人へ。」をブランド理念に掲げ、長野県発祥で現在は全国にサロンを展開。エステティックグランプリ4店舗同時全国1位、働きがいのある会社ランキング6位など名実ともに業界を牽引し、2040年までに「売上100億円」という高い志を掲げる。
アチーブメントのサービス活用歴
2019年代表が『頂点への道』講座を受講
2020年『アチーブメント・セールス・スキルアップ・プログラム』法人パッケージを導入
2023年『ボース・ウィン・マネジメント・プログラム~ケーススタディマスター編~』を導入
2025年『人が育つ仕組み』のつくり方 人事制度の設計と運用 -基礎編-を導入
企業向け研修『i-Standard』を導入
企業向け研修『i-Practice』を導入

新卒離職率100%のどん底から、顧客満足度全国1位、5年で売上3倍の飛躍へ。この劇的な変化の背景にあったのは、トップの覚悟を起点とした「理念浸透」と「人格教育」への転換にあった。理念を精神論ではなく「現場を動かす仕組み」として根付かせ、組織の“水質”を変えた代表・副代表・人事部長の3人の軌跡から、質と規模の成長を両立させるロジックを紐解きます。

「業界の希望になる」
質と規模を両立する『100億円』への決意

大杉 みどり
株式会社アンジェラックス 代表取締役

サービスの質か 規模の拡大か
組織成長の壁と「数字」への恐れ

実は、かつての私は「綺麗事」があまり好きではありませんでした。プロである以上、泥臭く技術を磨き、確かな成果を出すことこそが正義であると考えていたからです。しかし、スタッフが50人を超えたあたりから、私の想いが現場の隅々まで届かなくなり、離職が相次ぐ時期を経験しました。「これ以上会社を大きくすれば、お客様へのサービスの質が落ちてしまうのではないか」。そう深く思い悩んでいたのです。そして、当時は私が本気を出すとスタッフがまたついてこれないのではないかというブレーキがあり「大きな数字」を掲げることを恐れ、本気で組織を縮小しようかと考えていたのです。

「質と規模は両立できる」
業界を照らす希望の灯火となる使命

しかし、アチーブメントでの学びを深め、青木社長の在り方に触れ、200名以上社員がいながらもクオリティの高い組織運営ができている実情や現場を担う社員さんに触れ続けるなかで、私のなかに一つの確信が生まれました。それは「質と規模は両立できる」ということです。そして、幾度も自問自答を繰り返すなかで、私自身が「何を成す人間なのか」が明確になっていったのです。
エステティックは、お客様の人生を前向きに、豊かに変えることのできる素晴らしい仕事です。しかし、一部の強引な手法などにより業界全体に厳しい目が向けられ、エステティックに関わる人たちが希望を失いかけている側面があることも事実です。だからこそ、私たちが本物の価値を提供し、業界を牽引するトップランナーとなることで、エステティックの真の価値を社会に証明したい。低迷する業界を照らす「希望の灯火」となりたい。『頂点への道』講座を再受講し続けるなかで、自問自答の質が上がり、心の底から願えるようになっていったのです。

売上100億円は社会的影響力の証
属人化を脱し「理念経営」へ

この使命に行き着いたとき、「2040年に100億円」という数字に対して、私のなかで大きな納得感が生まれました。この100億円という数字は、ただの売上目標ではなく、私たちが救えるお客様と社員の数であり、業界を変革するための社会的影響力の証なのだと心から思えたからです。そして、質と規模の両方を追求し、このビジョンを実現するためには何が必要か。それは、自分自身の強い信念と、チーム運営の実態を揃えていくことでした。理念を明確に言語化し、それを伝える技術と仕組みを磨き上げ、人を育てること。組織の隅々まで理念を浸透させる「理念経営」の追求です。私自身の魂の定点が決まり、顧客との信頼関係を一切妥協しないためにも、スタッフ教育を最優先にするという深い決意が定まったことで、アンジェラックスが歩むべき道は揺るぎないものとなりました。