暗示の言葉は、アファメーションとも呼ばれます。実はあの有名人たちも、自分なりのアファメーションを活用していました。
美の秘訣は毎日良い言葉を唱えること。
ミランダ・カー(ファッションモデル)
モデルとして世界中にファンを持つミランダ。
彼女は次のように言います。
「マインドにポジティブな考えを注入することは、良い食べものを摂取するのと同じくらい大切。どれほど良い食生活や習慣があっても、ネガティブな部分があれば、心と身体に不調を招いてしまう」
そんな彼女は、100以上のアファメーションの言葉をつくり、それらを何度も唱えているそうです。
アファメーション例がこちら。
I am a powerful human being capable of achieving my dreams.
(わたしは夢を実現できるパワフルな人間です。)
I am strong with limitless possibility.
(わたしは強く、無限の可能性を秘めています。)
I am a vibrant, healthy and joyful being of light and love.
(わたしは元気で健康で喜びあふれる、愛と光の存在です。)
※『TREASURE YOURLIFE』(トランスメディア)より引用
ピンチの時こそ、この言葉!
本田 圭佑(日本代表サッカー選手)
プロサッカープレイヤーの本田圭佑選手は、メンタルコントロールの秘訣として、「プレッシャーで不安になるとき、自分に言い聞かせている言葉がある」そうです。
その言葉は、「このプレッシャーは今、日本で自分だけが感じられているんだ」というもの。
あるインタビューでは、「そうやってポジティブに言い聞かせることで前向きになり、もっとそのプレッシャーを味わってやろうと思える」と語っています。
ビッグマウスと言われる彼も、目標を宣言することで自分に暗示をかけているのかもしれません。
達成前に達成後の言葉を!
村田 諒太 (ロンドン五輪ミドル級金メダリスト)
村田選手には、ロンドン五輪後、あらゆるメディアで報道された有名なエピソードがあります。
それが、「金メダルが取れました、ありがとうございます」という言葉を、奥さんが冷蔵庫に張り出していたというもの。
これは、村田選手が毎日、ノートに書いていた言葉だったとのです。
ロンドンオリンピックの決勝前日に、村田選手は練習日誌にこう書いています。
「決勝戦。判定で勝った。最後まで試合をあきらめなかった。念願の金メダルを取った。これも周りの人たちのサポートと、家族のお陰だ。感謝の気持ちを忘れずにいたいと思う。佳子!佳子!いつもありがとう!」
潜在意識に刷り込ませる言葉で本番は見事そのイメージ通り、金メダルを獲得しました。