朝に有意義なプランニングタイムを過ごせない……。

朝に有意義なプランニングタイムを過ごせない……。

朝にプランニングの時間を取ろうと早起きをしてみたものの、何をすればいいか不明確で、充実した時間の使い方ができていません。まずは何から取り組むといいのでしょうか……。

[アドバイザー]竹内 康順
株式会社ヴィサージュ 代表取締役社長/JPSA認定 ベーシックプロスピーカー
株式会社リコーを経て、飲食業は未経験ながら、居酒屋を6店舗経営。アチーブメントテクノロジー・選択理論を現場で実践し、理念が浸透した組織づくりを実現している。

まずはベストコンディションで朝を迎えましょう

朝早く起きて目的目標を確認する。講座で青木社長が何度も話している内容ですね。ただ、実際に実践してみると本当にこれでいいのかと不安になることもありますよね。よく陥りがちな罠として、体に負荷をかけてでも無理に早起きする方がいますが、それではなかなか集中できないのではないでしょうか。充実した時間を過ごす第一歩は、自分にとって無理のない取り組みであることが重要です。ベストコンディションを保つ睡眠時間を確保することから逆算して、どのような生活リズムが理想かをまずは考えてみましょう。

“できている自分”からのアドバイスに耳を傾ける

私が2年弱続けてきて、おすすめしたい朝の習慣が、成功哲学を1日1章ずつ読み進めて思考のセットアップをしていくことです。普通に読むとつい「自分のできていないところ」に焦点を向けてしまいがちになりますが、私がこだわってきたのは「できている自分だとしたら、いまの自分にどのようにアドバイスするのかを考える」ということです。言い換えれば、成功している自分になりきり、既にできているものだと思ってそこから逆算をするということです。できている自分へ一歩ずつ近づくほうが、できていない自分を正そうと頑張るよりも、ずっとやる気が湧き、行動に移しやすくなるのです。

目指すのは成功する「考え方」を 体得していくことです

この習慣を継続して一番価値があったのはコロナ禍での立ち振舞いの変化でした。飲食店を経営している私たちは、ダイレクトに影響を受けましたが、「成功者だとすればどうするのか?」を毎朝考え続けたおかげで、売上の激減にあっても前を向き、できることに集中し続けられました。おかげさまで、通販や宅配事業などに舵を切り、逆境のなかでも新しいチャンスを見いだして取り組むことができています。こうした自分自身の「考え方」と向き合えるのは、落ち着いて時間が取れる朝ならではと思います。悩まれている方はぜひ取り組んでみることをおすすめします。

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