弱い自分と向き合う方法 〜イメージの力を活用〜
アチーブメント株式会社 横浜営業所 営業所長 トレーナー部 トレーナー 大高 弘之
弱さと向き合った瞬間
今でこそ私は「習慣によって守られている」と言えるほど、習慣形成を自分の強みとし、その重要性をお伝えしています。
特に「朝を制するものは人生を制する」の言葉を意識してからというもの、起床時間からオフィスに出社するまでのルーティンは、読む書籍から聴く音楽に至るまですべて決まっています。
しかし、かつてアチーブメントに入社する前の私は、今とは真逆。
最善は尽くしていましたが、好きなものは真冬の二度寝。
しかし一方で、心配性で臆病な性格でしたので、仕事に対して「ダメだったらどうしよう」と思いながらも対策はしない、日々不安を抱きつつも行動はそこに伴わない生活をしていました。
そんな私も、『頂点への道』講座を受講。
自分の願望と向き合う中で、「自分が求めている成果に対して、今の行動は最善だろうか」と考えたときに、怠惰な生活はもちろん、心配性で臆病だった自分の弱さに向き合うことには勇気がいりました。
そんな時、講座で言われていた「人は弱い」という前提が私の行動変容のきっかけ。
「そうか人は弱いのだ」と受け入れることで強がることをやめ、自分の弱さをどうしたら改善できるかを考えました。そして臆病で心配性な自分の弱さを克服する手段が、「事前準備・トレーニング・日々の生活習慣」の徹底だったのです。
弱さ克服テクニック
とはいえ、その弱みを克服しようとするほど人は苦しいもの。
そんな時に使うべきなのが、小さな達成による成果の視覚化です。
『10万円貯まる本』という書籍があります。
これは500円玉をブック型に一枚ずつストックしていく、ブック型貯金本。
これはまさに成果の視覚化。
貯金箱だとどれほど貯まっているのか見えませんが、この本を使うとどれほど貯まり、残りどれくらいあるのかが視覚化できるのです。
アチーブメントクラブ会員の皆さんが活用している『習慣チェックリスト』も同じく成果の視覚化が習慣形成の大きな役割を果たしています。
視覚化することが「もっと続けてみよう」につながるのです。
かつて、私の弱みであった心配性は、事前準備・トレーニング・日々の生活習慣という私の強みに変わりました。
弱さに向き合うのは苦しいですが、その先には自分の「強み」があるはずです。
もしダメだったらどうしよう?
「人は弱い」と認め、求める成果を明確に
弱い自分と向き合う方法 〜理念のキーワードを口癖に〜
アチーブメント株式会社 トレーナー部 トレーナー 嶌村 武男
弱さと向き合った瞬間
「自信がありません」
かつて青木社長からトレーナーデビューを目指さないかと打診をされたときに、私が発した第一声です。
確かに、それまでセールスマンとしてトップセールスの成果を出していました。
しかし、「トレーナー」と言えば、そこにいたのは青木仁志、佐藤英郎、大高弘之という先輩方。
先人たちと自分を「比較」してしまっていたのです。
しかし、そのときに青木社長から言われた言葉は「お前が守りたいものはなんだ?」というもの。
それを聞かれたときにすぐに浮かんだのが「家族」の存在でした。
私は人生理念に「家族愛」が入っているほど、家族が大切だったのです。
人生理念という価値観は人の行動の源になるもの。
青木社長の問いかけをきっかけとして、「トレーナーになることで、人に貢献できるとともに、経済的に豊かになれる。それが結果的に家族を守ることにつながる」という、トレーナーという目標と、家族を守るという目的に一貫性を通した、つまり私自身が意味づけを行ったのです。
そこからは、具体的な講師デビューの期日を設定。そこに向けたトレーニングを開始しました。
そして実際にほぼ期日通り達成をしていったのです。
用いられることがこれまでと比べものにならないぐらい増加し、まさにトレーナーになることで、経済的に豊かになり家族を守ることに繋がるという状態をつくりだすことができました。
弱さ克服テクニック
しかし、その過程では何度も「比較」という弱さが出てきます。
ぜひ皆さんにもおすすめしたい弱さ克服のテクニックが「理念のキーワードを口癖にする」こと。
私も「やはり自分には難しいんじゃないか」と思ったときには、「家族愛」を何度も唱えて自分のやる理由を思い出していました。
やる理由は、その理念のキーワードの中に凝縮されているはずです。
かつて青木社長に「嶌村、おまえは弱い。そして俺も弱い。でも、だからこそ伝えられるものがある」と言われましたが、トレーナーになってそのとおりだと思います。
今、自分の弱さを知っている人ほど、その克服の過程が、人々へのメッセージになるのです。ぜひ勇気を持って理想の自分に向かっていきましょう。
自分にはできない
目標と目的の一貫性を意味づける