[事例2]等身大な想いが社員の主体性と熱狂を創り出す 創業2年後から学びはじめ、社員数8倍・売上10倍を達成した企業

株式会社 誠進堂
設立 2015年
売上 26億円
代表者 松村 洋平(まつむら ようへい)
本社所在地 〒520-0802
滋賀県大津市馬場2丁目8番6号 2F
従業員数 95名
事業内容 リフォーム工事、外壁塗装工事

Before

1 社員数2名、事務所なし、中古車内で見積書を作って営業スタート
2 企業理念もビジョンもなく目標数値のみ
3 仲間を頼れずに自分だけに負荷をかけてしまう

After

1 社員数95名・売上26億円
2 毎朝9時から朝礼で全社員が本気の声で唱和
3 年に2回のi-standard研修、社員受講50名以上

醸成した文化

「信じて任せる、そしてともに走る!」幹部と社員が主体性に溢れ、熱狂する文化

代表が仲間を信じて任せることで、社員が主体性を発揮し、組織が活性化。「営業所を出したい」と社員から声が上がり拠点展開を決断。コロナ禍の営業全面停止の最中、主体的な営業トレーニングを実施し、営業再開後、月間売上過去最高を達成。社員全員が同じビジョンを目指してチャレンジをする組織文化が醸成された。

文化を醸成してきた道のり

株式会社 誠進堂
代表取締役社長
松村 洋平

きっかけ誠進堂は、私と幹部松田の2名でスタート。当時は事務所もなく、中古で買った車の中で見積書を作って営業をしていました。少しずつ仲間が増え、創業から2年、社員数12名・年商2億6000万円になった頃、成長を求めて受講。当時は、個人事業主から経営者に変わり始めたばかりで、企業理念はなく、目標数値だけの組織でした。
転機創業から3年、社員数・売上が拡大し、さらに組織を成長させたいと思っていたところ一つの壁に当たりました。社員に頼れない、仕事を任せられない自分自身です。中学生の頃、ガキ大将をしていた自分勝手な言動で仲間が離れていく経験をしました。その経験が「会社を大きくするのは自分のエゴだ。社員には負荷をかけずに、自分に負荷をかけたらいい」という思考のブレーキをかけていることにダイナミックコースを受講して気づきました。3日間の受講を終え現場に戻り、正直に心境を打ち明けました。社員から返ってきたのは「もっと信じてくださいよ!」という言葉。涙が出るほど嬉しかった、自分は仲間と一緒に目指すことを求めている、仲間を信じて一緒に成長をしようと心に誓いました。
組織作りの取り組み仲間を信じて任せることで、組織が躍進し始めました。2017年、当時23歳の社員が「京都に支店を出したい」と手を挙げたことから拠点展開を決断。株式会社化、拠点展開によって年間施工実績は500件を突破。コロナ禍で全面営業停止すると、主体的な営業トレーニングが行われ、緊急事態宣言解除後には、月間売上が過去最高の1億5000万円を突破。受講から6年で、社員数8倍・売上10倍の組織に。一人でもがいていたころには考えられないくらい、社員とともに成長し、挑戦ができています。

目指す未来目指す理想は、全社員の物心両面の幸福を追求し続けた先に、「社員満足度日本一」の企業になることです。これは、2019年に理念策定・2020年にビジョン策定をして掲げたものです。今では、年に2回i-standard研修を実施し、50名以上の社員が受講をしていますが、目的は会社の成長や業績向上ではなく、社員一人ひとりの幸せと成長のため。まずは、2036年までに売上150億円超えの業界日本一の会社を仲間とともにつくります。

社員の視点から
取締役部長
松田 翠
社長が「もっといい会社にしたいから力を貸してほしい」と打ち明けてくださったとき、頼ってもらえることがとても嬉しかったことをよく覚えています。同時に、身が引き締まる思いがしました。幹部の務めは、トップの思いや決断を実現させること。そのためには、経営者と同レベルもしくは、それ以上に学ぶ必要があると考え、社長を追うように受講を決断。『頂点への道』講座シリーズを全て学び、メンバーが受講するときにあわせてアシスタントに入ること11回。現在は、社長より先にプロスピーカーになることを目指しています!

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