本特集でご紹介した2名のリーダーに共通していたもの。それは、卓越したマネジメントのテクニックではありません。自身の理想を誰かに押し付けたり、強制したりすることはせず、「どうしたらメンバーが自ら動き出せるのか」「自ら動き出したくなるのか」を何よりも重要視し、そのための環境づくりに注力をされてきました。そんなリーダーの生き方にこそ、人を動かす本質があるのです。 その生き方のコアにある最も重要なもの、それこそが「人生の目的」です。
「誰のために、何のために、なぜ、成し遂げるのか」
この目的から育まれる燃えるような願望があるからこそ、その熱が周囲へと伝播していきます。そして、この熱い思いは、リーダー自身の内側からしか生まれてきません。リーダーとは、他者を変えようとする存在ではなく、他者の心のなかにある「私は誰のために、何のためになぜ生きるのか」という熱い思いを大切にし、それを引き出し、啓蒙していける存在なのではないでしょうか。
自らの志や人生の目的を明確にするために欠かせないこと。それは、リーダー自身の「自己との対話」です。自分自身と深く向き合い、心の奥底から湧き上がってくる、目的から一貫したメッセージを紡ぎ出していくこと。そのメッセージこそが、他者の心に火をつける原動力になります。しかし、「自己との対話」を通して深めたレベルまでしか、他者には伝わりません。だからこそ、リーダー自らが深く自身を見つめ、自分の内面を磨き続けていくことが必要不可欠なのです。
アチーブメントが『頂点への道』講座を通して一貫してお伝えし続けていること。その「自己との対話」を最もシンプルに、かつ効果的に実践していく技術が「セルフカウンセリング」です。
1 私は何を求めているのか?
私にとって一番大切なものは何か?
私が本当に求めているものは?
2 その為に「今」何をしているのか?
3 その行動は私の求めているものを手に入れるのに効果的か?
4 もっと良い方法を考え出し、実行してみよう
毎日問い続けたとしても、最初はピンとこない日もあるでしょう。しかし、それでも愚直に問い続けるなかで、ある日、視界が開けるように自分の目的が見えてくる瞬間が必ず訪れます。
歴史上の偉人であるノア・ウエブスターは、かつて「成功」をこのように定義しました。
―― ノア・ウエブスター
ここで最も重要なのは、「探し求めた」という言葉です。自分の人生の目的や大義は、そう簡単に手に入るものではありません。だからこそ、私たちは毎日自分に問いかけ、それを「探し求め続ける」必要があるのです。その継続的な探求を支える仕組みこそが、セルフカウンセリングの習慣です。
アチーブメントでは、日々のビジネスや人生の中で、この自己対話をサポートし、確固たるリーダーシップを育むための実践ツールをご用意しています。ぜひご活用いただき、周囲に光を灯す大きなリーダーシップを発揮する一助となれば幸いです。
>>常に問いを目に見える場所に置く『セルフカウンセリングカード』
>>毎日持ち歩き、志を研ぎ澄ます『セルフカウンセリングノート』