落ち込みを選択してしまうたった3つの理由

何かうまく行かなかった時に、「無性に落ち込んでしまう」のは、きっと誰でも経験があることです。

ですが、多くの人は自分が「なぜ落ち込んでいるのか」という原因を知りません。
それ故に、長い時間解消できずに落ち込み続けてしまうことがあります。

しかし、落ち込みを正しく理解出来れば、時間もエネルギーも無駄にしない対処法を取ることが出来るようになります。

人の行動のメカニズムを解き明かした「選択理論心理学」では、「人のどんな行動でも、必ず目的がある」そして、「人が落ち込む理由(目的)は3つしかない」と明確に提示しています。

もし、いま落ち込んでいるとしたら、あなたはどの理由に当てはまりますか?

怒りを抑えるため

物事がうまくいかない時、私たちは大概「怒り」という感情を持ちます。

この「怒り」を人や物に当たって発散させようとしますが、その行動が様々なトラブルを引き起こすことも本能的に分かっています。

暴力や争いなど、危険な環境に巻き込まれないために、「落ち込む」ことで気力をなくし、トラブルから身を守っているのです。

援助を貰いたいため

私たちは、落ち込みという行動を通して、お願いをすることなく、人に助けを求めることができると知っています。

それは、 幼児のときに落ち込むことで母親が気にかけてくれた経験を、思い出して貰えると、わかりやすいでしょう。

落ち込むことによって多くの苦痛を噛みしめるにもかかわらず、他の人からの援助をもらうためにその行動をしているのです。

逃避をするため

落ち込むことで、やりたくないことや恐れていることから逃れることが出来ます。
それをしない立派な言い訳を作ることができるからです。

私たちは落ち込むことで、したくないことを見ないようにしているのです。

いかがでしたでしょうか?

落ち込むことを解消し、前に向かって行動をしていくためには、まず、自分が「何を求めて落ち込んでいるのか」を知ることが大切かもしれないですね。
しっかりと認知することによって、新しい解消法が思いつくかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。